父の日、娘からプレゼント

昨日、６月１８日は父の日。

自分の父を３年前に亡くした私にとっては「父の日」はここ数年、あまり関係の無いイベントとなっていた。

それまで「父の日」と言えば、自分の父に何かをプレゼントする日で、毎年何をあげようか悩んでいたりしたけど、それが無くなってしまったからだ。

自分が貰う立場になるなどこれっぽちの実感も無いし、自分の子供もまだ小さいから「父の日」なんて分からないだろうし、期待も全くしていなかった。しかし・・・

たったこれだけなんですけどね。素直に嬉しかった。

全く想像していなかったし期待もしていなかったので余計に。

自分に内緒で書いて、「はい、プレゼント！」とこれを照れくさそうにこっそりくれた娘。

私の父は生前、自分の誕生日や父の日の時は口癖のように「お父さんは何も要らないからね。気持ちだけで十分だよ」と言っていたが、何かをあげたい自分にとってはそれがつまらなく物足りなくも感じた時もあったが、今なら少し父の気持ちが分かるような気がする。お金や物では無くて気持ちが大切なのだと。

自分の子供から貰うものなら尚更だ。そんな事に何となく気づかされた今年の父の日。これでまた少しお父さんに近づけたかな。

娘に感謝です。