『テナントビルでゴミ関連の問題が発生する理由と対策』
テナントビルを経営するオーナーは、ゴミ関連の問題に直面しやすいです。
特に、飲食店が多く入居しているようなテナントビルは、毎日のように多くのゴミが出されますので、注意しなければいけません。
今回は、オーナーに知っていただきたいゴミ問題発生の理由とその対策について解説します。
置く場所が原因のトラブル
テナントビルでゴミ関連の問題が発生する理由としては、まず“置く場所が適切でない”ということが挙げられます。
例えば、入居者の出すゴミの場所が隣地にかかっていたり、敷地から道路にはみ出していたりすると、近隣からクレームが入り、トラブルに発生しやすいです。
ゴミを出す時間が原因のトラブル
テナントビルでゴミ関連の問題が発生する理由には、“ゴミ出しの時間が遅い”ということも挙げられます。
飲食店などの入居者の中には、時折店舗の閉店後にゴミ出しをする方もいますが、これはトラブルに繋がりやすい行動です。
なぜなら、夜の間に風でゴミが散乱したり、カラスや猫に荒らされたりする可能性があるからです。
もちろん、ゴミ置き場が荒れているからといって、回収業者が清掃してくれることは基本的にはありません。
ゴミの出し方が原因のトラブル
テナントビルでゴミ関連の問題が発生する理由としては、“出し方が悪い”ということも挙げられます。
具体的には、ゴミ袋が破れていたり、しっかり上部が結べていなかったりすることで、ゴミの水分が漏れ出し、ニオイや汚れで近隣に迷惑をかけてしまうようなケースです。
オーナーができる対策は?
テナントビルにおけるゴミ関連の問題を解決するため、オーナーができる対策としては、なんといっても入居時にゴミ出しのルール(場所、時間帯、使用する袋)を説明することが挙げられます。
できれば、ルールについて記載した書面を配布しておきましょう。
また、テナントビルに入る飲食店等では、営業中に使用したマスクやフェイスシールドなどが大量に廃棄されることもあります。
このようなゴミは、新型コロナウイルスの感染拡大に繋がりかねないため、廃棄する際はよりしっかりゴミ袋をしばって封をするよう、普段から啓蒙しておきましょう。
まとめ
ここまで、テナントビルでゴミ関連の問題が発生する理由と、オーナーができる対策について解説してきました。
基本的に、問題発生の理由は一般的な集合住宅等とそれほど変わりませんが、出されるゴミの量が多いなど、テナントビルならではの特徴は少なからずあります。
よって、オーナーは特徴を理解し、入居者間もしくは近隣住民とのトラブルに発展しないよう、前もって手を打っておかなければいけません。
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