『オフィスビルの収入を維持するための4つの方法とは?』
オフィスビルを経営するオーナーは、常に安定した収入を維持しなければいけません。
また、そのためには、相応の工夫と努力が必要になります。
ある程度収入が安定し始めたからといって、そこで歩みを止めてはいけません。
ここからは、オフィスビルにおける収入維持の方法を4つほど解説したいと思います。
適切な賃料を設定する
オフィスビルにおけるもっとも大きな収入といえば、なんといっても賃料が挙げられます。
しかし、これは高く設定すれば良いというわけではありません。
相場から大きく乖離した賃料だと、空室リスクは高まりますし、新たな入居者もなかなか見つからなくなります。
ネット等で周辺のオフィスビルにおける賃料相場をチェックするなどして、高すぎず、低すぎずの賃料を設定しましょう。
集客効果のあるリノベーションを実施する
オフィスビルの収入を維持する方法としては、リノベーションも挙げられます。
具体的には、競合物件と差別化を図れるリノベーション、あるいは入居者が快適に過ごせるリノベーションを実施しましょう。
例えば、デザインを個性的なものにしたり、熱効率が良く空調の効きやすい環境にしたりすることで、個性も快適性もアップします。
入居者募集に力を入れる
オフィスビルの収入を維持する方法には、入居者募集に力を入れることも挙げられます。
どれだけ魅力的なリノベーションを行っても、それをうまく入居希望者に訴求できなければ意味がありません。
特に、広告の内容を不動産会社に一任し、一切関与しない場合、オーナーが強みと感じる部分が広告されていないことにも繋がるため、注意しましょう。
どこに強みがあって、どこが周辺のオフィスビルと異なるのか、はっきり入居希望者に伝えられる広告が望ましいです。
副収入を増やす
副収入を増やすことも、オフィスビルの収入を維持する方法の1つです。
ここでいう副収入とは、オフィスビル内で得られる賃料以外の収入を指します。
例えば、基地局設置料や自動販売機の売上などです。
ただ、基地局の設置は、オーナーが自らの意思で始められるようなものではありませんし、周辺に多くのコンビニなどがある立地の場合、自動販売機の売上が伸びない可能性もあるため、これらはあくまでサポートの収入と考えましょう。
まとめ
ここまで、オフィスビルの収入を維持するため、オーナーが心掛けるべき4つのことを解説してきました。
魅力が1つしかないオフィスビルでは、なかなか激しい競争には勝てません。
逆に、周辺のビルと比較したとき、賃料やデザイン、快適性や利便性など、あらゆる点で勝っていれば、そのエリアでは安定した収入を得られる可能性が高いでしょう。
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