『テナントビルの落書き対策と綺麗にする方法について』
テナントビルには、第三者によって外壁に落書きされるリスクがあります。
落書きが残ったままだと、“治安が悪い”というイメージを与えてしまい、入居者希望者に敬遠される可能性もあるため、そのままにしておくのは良くありません。
ここからは、テナントビルの落書き対策と、綺麗に清掃する方法を解説します。
テナントビルの落書きを未然に防ぐには?
落書きへのもっとも基本的な対策は、やはり“落書き防止塗料”を外壁に塗布することです。
こちらは、スプレータイプの塗料を外壁に塗布するだけで、マジック等のインクを弾いてくれるという優れものです。
また、インクだけでなく、粘着剤に対しても効果を発揮するため、勝手に張り紙をされるリスクも軽減できます。
その他、少しコストは高くなりますが、“ガラスコーティング”の塗料を塗っておくのも良いでしょう。
ガラスコーティング塗料は、インクを弾ける上に長期間効果を持続でき、なおかつテナントビルの耐久性をアップさせることもできます。
落書きを綺麗に清掃する方法
テナントビルの落書きをオーナー自身で清掃する場合、まずは落書き部分に溶剤をたっぷり塗布しましょう。
こちらは、ホームセンターなどで500~1,000円ほどで購入できます。
その後、5~10分程度放置すれば、少しずつ落書き部分のインクが溶けていきます。
もし、なかなか汚れが落ちないのであれば、タワシもしくはメラミンスポンジで擦り、最後は汚れと溶剤を水で洗い流しましょう。
業者に依頼することも考えましょう
広範囲の落書き、スプレーを使用した落書きなどに関しては、オーナー自身の力では落としきれない場合があります。
無理やり汚れを落とそうとして、外壁を傷つけてしまう可能性も否めません。
こういう時は、一度専門業者に相談しましょう。
専門業者であれば、広範囲の落書きでも比較的短時間で綺麗にしてくれます。
また、業者は基本的に、業務用の高圧洗浄機を用いて落書きを清掃します。
つまり、極力溶剤などを使用せずに清掃するため、地球にも優しいということです。
ちなみに、テナントビルの落書き消しを業者に依頼する場合、1㎡あたり5,000円前後の費用がかかるケースが多いです。
まとめ
ここまで、テナントビルの落書き対策、清掃方法について解説させて頂きました。
繁華街などのテナントビルでは、特に夜間に落書きをされる可能性が高くなります。
そのため、比較的すぐに落とせるような対策を取っておきましょう。
もちろん、落書きはれっきとした犯罪であるため、防犯カメラの設置などによって、犯人を特定できるようにしておくのも重要です。
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