『賃貸物件の間取り図における略語について知ろう!』
賃貸物件の契約前には、必ずその物件の間取り図に目を通します。
また、間取り図にはさまざまな“略語”が書かれており、これらの意味を知らないと、間取りを正確に把握できません。
特に、諸事情により内見できない方などは、より多くの略語の意味について知っておきましょう。
賃貸物件の間取り図における略語①PS
PSとは、Pipe Space(パイプスペース)の略であり、水道管、ガス管などの配管スペースのことを言います。
間取り図においてよく目にしますが、意外と知らない方は多いので、ぜひ覚えておきましょう。
また、PSの意味を把握するだけでなく、配管スペースの重要性についても知っておくべきだと言えます。
例えば、配管スペースがベッドルームのすぐ近くにある場合、排水音が気になり、睡眠に支障をきたす可能性があるため、注意が必要です。
賃貸物件の間取り図における略語②CF
稀にリビングなどの各部屋に、CFと書かれていることがありますが、
これはクッションフロア(Cushion Floor)の略です。
クッションフロアとは、表面に塩化ビニールを用いた床材であり、
少し弾力性があることからこう呼ばれています。
また、耐久性や耐水性に優れているため、キッチンや洗面室、
トイレなどの水回りに書かれていることも多いですね。
賃貸物件の間取り図における略語③RF
RFとは、Roof Floorの略であり、本来は“屋上”という意味の言葉です。
『ルーフバルコニー』とも言いますね。
ただ、日本の賃貸物件における間取り図に書かれたRFは、
ロフトのことを指し事が多いです。
また、ロフトは本来“屋根裏部屋”を意味するものですが、
賃貸物件においては、中二階に設けられた収納スペースのことも
ロフトと呼ばれます。
賃貸物件の間取り図における略語④W、R
WCがトイレの略語だということは、ほとんどの方が知っているでしょう。
では、Wが何の略語かはご存知でしょうか?
これは、Washing machine Placeの略で、つまり洗濯機置き場のことを言います。
日本語で、“洗”と書かれていることもありますね。
また、これと同じような略語にRがありますが、これはRefrigerator、
つまり冷蔵庫置き場のことを指しています。
“冷”と書かれていることもあります。
書かれた場所に洗濯機、冷蔵庫を置くことになるため、
しっかり場所を確認しておきましょう。
まとめ
ここまで、賃貸物件の間取り図に書かれている略語について解説してきました。
間取り図の略語には、他にもUB(ユニットバス)やCL(クローゼット)、
SR(サービスルーム)やMB(メーターボックス)、AC(エアコン)など、
さまざまなものがあります。
これらの意味をはき違えたまま、内見せずに契約してしまうと、
イメージしていた生活ができない場合もあるため、注意してください。
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