『賃貸物件の“ポーチ”における利点と注意点について』
賃貸物件の中には、各住戸に“ポーチ”が付いている物件もあります。
ポーチとは、戸建て物件においては、玄関の上に突き出ている庇の下部分を言いますが、賃貸物件においては、門扉から玄関までのスペースのことを指します。
ここからは、賃貸物件のポーチにおける利点と注意点について解説しましょう。
賃貸物件のポーチにおける利点とは?
賃貸物件のポーチにおける利点には、主に以下のことが挙げられます。
① 防犯性が高くなる
共用部分とは門扉で仕切られているため、ポーチに足を踏み入れるのは、基本的にその住戸の入居者のみです。
そのため、防犯性は一般の賃貸物件と比べて高くなります。
② プライバシー性に優れている
ポーチが付いている賃貸物件は、廊下から見て玄関が少しくぼんでいる状態のため、プライバシー性にも優れています。
ちなみに、同じように廊下から見て少しくぼんでいる住戸で、門扉が付いていないタイプを“アルコーブ”と言います。
③ スペースを有効活用できる
賃貸物件のポーチは、その住戸の入居者しか使わないスペースであるため、自転車やベビーカーなど、さまざまなものを置くことができます。
また、あくまでルールの範囲内ではありますが、オシャレな飾りつけなどをして、一軒家に住んでいるような気分を味わうこともできます。
賃貸物件のポーチにおける注意点とは?
賃貸物件のポーチには、さまざまな利点がありますが、注意しなければいけない点もいくつかあります。
主に以下の通りです。
① ものが撤去される場合もある
賃貸物件のポーチは、その住戸の入居者しか使わないという話をしました。
ただ、ポーチはあくまで専有部分ではなく、共用部分です。
そのため、賃貸物件のルールに違反するような使い方をすると、置いていたものが撤去される可能性もあるため、管理規約を熟知した上で使用しましょう。
② 開け閉めが面倒な場合がある
ポーチには門扉が付いているため、帰宅時や外出時は、玄関と合わせて2回扉を開けなければいけないことになります。
慣れてくればそれほど気にならないかもしれませんが、最初はこれが面倒に感じることもあるでしょう。
また、たくさんの荷物を持っている際などは、より面倒に感じます。
まとめ
ここまで、賃貸物件のポーチにおける利点と注意点について解説させて頂きました。
賃貸物件のポーチは、私たちの生活を豊かにしてくれる、とても便利なものです。
ただ、使い方を間違えると思わぬ災難が降りかかってきますし、誰もが必要としているものではないため、ポーチ付き物件に入居するのであれば、必要性について改めて確認してみましょう。
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