『賃貸物件において名義を変えたいときの注意点について!』
賃貸物件で生活していると、何らかの理由で、「契約者の名義を変えたい」という場面が出てくることがあります。
ここからは、賃貸物件において名義を変えたいときの注意点について、詳しく解説したいと思います。
賃貸物件で生活する方は、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件において名義を変えたいときの注意点①1人暮らし用物件の場合
1人暮らし用物件では、複数の入居者が入居することはできません。
そのため、基本的には入居者が必ず名義人となるため、そもそも名義を変えるという行為ができなくなっています。
したがって、例えば別の単身者を入居させたいときなどは、名義を変えるのではなく、別の単身者と新しく契約を締結し直す形になります。
また、その際は、もう1度入居審査が実施されたり、敷金や礼金を支払ったりしなければいけないケースも多いです。
賃貸物件において名義を変えたいときの注意点②複数人入居可の物件の場合
複数の入居者の入居が認められている賃貸物件では、同棲を始める際、結婚した際、離婚した際、名義人が亡くなった際など、あらゆるシーンで名義を変える必要が出てきます。
この場合、基本的には審査等の要件を満たすことで、名義を変えられます。
ただ、名義を変える場合は、これまでの連帯保証人に連絡し、名義が変わっても、引き続き連帯保証人となってもらえるのかを確認しなければいけません。
もちろん、断られてしまうと、また新たな連帯保証人を探す必要があります。
また、収入が多い父が亡くなり、収入が少ない母と収入がない子だけが入居する形になるようなケースでは、支払い能力が低いと判断され、名義を変えられない場合があります。
賃貸物件において名義を変えたいときの注意点③ルームシェアの場合
友人等とルームシェアをする場合、代表者の1人の名義で賃貸物件を契約します。
また、その他の入居者(同居人)の名前も、必ず契約書に明記する必要があります。
ちなみに、ルームシェア物件で名義を変える場面には、代表者が退去し、別の同居人がそのまま残るケースが挙げられます。
そのため、代表者が残り、他の入居者が退去する場合は、名義を変える必要がありません。
まとめ
ここまで、賃貸物件において名義を変えたいときの注意点について解説しました。
賃貸物件において名義を変える場面は、それほど頻繁に訪れるわけではありません。
ただ、だからこそ知識を持っていなければ、いざ名義を変えなければいけないときに、パニックになってしまうことが予想されます。
そのため、賃貸物件に住んでいるのであれば、どんな方でも知識を持っておくべきだと言えるでしょう。
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