『宅配ボックス付の賃貸物件を借りるときに気を付けることとは』
不在時でも荷物を受け取ることができる、非常に便利な共有設備である“宅配ボックス”。
ただ、宅配ボックス付の賃貸物件を借りるのであれば、便利なところにばかり着目するのではなく、気を付けなければいけないところもしっかり押さえておきましょう。
具体的に解説します。
宅配ボックス付の賃貸物件を借りるときに気を付けること①盗難被害に遭う可能性がある
宅配ボックスの中には、配達員がボックスの暗証番号を設定するタイプのものがあります。
この場合、配達員が設定した暗証番号は、配達通知票に記載してポストに投函され、住人は通知票に記載された暗証番号を見ながら、ボックスを開けて荷物を取り出すことになります。
ただ、この配達通知票に記載された番号を、何らかの形で他の入居者などの第三者に見られてしまった場合、荷物の盗難被害に遭う可能性があるため、注意が必要です。
宅配ボックス付の賃貸物件を借りるときに気を付けること②すべての荷物が受け取れるわけではない
宅配ボックス付の賃貸物件なら、不在時にすべての荷物を受け取れると思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
宅配ボックスでも、受け取れない荷物はあります。
例えば、冷蔵便や冷凍便の荷物、書留郵便、あるいは代金引換、着払いの荷物などは、宅配ボックスでは受け取れません。
もちろん、その賃貸物件に設置された宅配ボックスに入りきらない大きさの荷物も、受け取りは不可能です。
宅配ボックス付の賃貸物件を借りるときに気を付けること③配達員がミスをする可能性がある
宅配ボックスに荷物を入れてもらう際には、配達員のミスが発生する可能性があります。
例えば、暗証番号の記入ミスや書き忘れ、あるいは暗証番号が書いた通知票を別のポストに投函してしまうといったようなミスですね。
このようなことが起こると、荷物が盗難被害に遭う可能性が高まりますし、配達業者との大きなトラブルに発展する可能性もあります。
これは、宅配ボックスが付いていない賃貸物件では起こらないトラブルであり、トラブルが発生すると、対応してもらうまでにかなりの手間や時間を要するでしょう。
まとめ
ここまで、宅配ボックス付の賃貸物件を借りるときに気を付けることを解説してきましたが、いかがでしたか?
宅配ボックス付の賃貸物件を借りるのであれば、宅配ボックス関連のトラブルが起こるかもしれないことを、事前に把握しておかなければいけません。
また、普段それほど荷物を受け取る機会がないという方は、無理をして宅配ボックス付の賃貸物件を選ばなくてもいいでしょう。
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