『規模の大きい賃貸物件、規模の小さい賃貸物件における注意点』
規模の大きい賃貸物件とは、一般的に住戸数が100を超えるような賃貸物件を言います。
一方、規模の小さい賃貸物件とは、一般的に住戸数が50にも満たない賃貸物件のことを指します。
では、規模の大きい賃貸物件を契約する場合、小さい賃貸物件を契約する場合の注意点には、それぞれどんなことが挙げられるのでしょうか?
規模の大きい賃貸物件を契約する場合の注意点は?
①外出、帰宅に時間がかかる
規模の大きい賃貸物件は、建物が大きく住戸数が多い分、部屋から出入口、出入口から部屋に行くまで時間がかかります。
そのため、通勤や通学、外出における負担は大きくなります。
また、規模の小さい賃貸物件と比べると、災害発生時の避難もしにくいと言えます。
②入居者同士の関係が希薄になりやすい
規模の大きい賃貸物件には、数百あるいは数千人の入居者がいる場合もあります。
そのため、入居者同士の関係が希薄になりやすく、部外者が入り込んでいても気づきにくいため、防犯上の不安があります。
③ルール決めが大変
規模の大きい賃貸物件では、数多くの意見が出されるため、ルール決めが大変になりやすいです。
もちろん、自身の意見が通らない可能性も高くなってしまいます。
規模の小さい賃貸物件を契約する場合の注意点は?
①プライバシーが守られてないように感じることがある
規模の小さい賃貸物件では、比較的入居者同士の付き合いが多くなります。
ただ、あまり近所付き合いが得意ではない方は、そのような環境に対して、プライバシーが守られていないと感じる場合があります。
②修繕費が高額になりやすい
規模の小さい賃貸物件は、住戸数が少ないため、規模が大きい賃貸物件と比べて、入居者1人あたりの修繕費が高額になりやすいです。
③環境が変化しやすい
規模の小さい賃貸物件は、それほど高い建物ではないことが多いです。
そのため、すぐ近くに高層マンションやビルなどが建設されてしまうと、風通しが悪くなったり、日が当たりにくくなったりしやすいです。
また、高い建物が周囲に乱立することになれば、これまで閑静だった環境が変化する可能性もあります。
まとめ
ここまで、規模の大きい賃貸物件を契約する場合、小さい賃貸物件を契約する場合の注意点を解説してきました。
一般的に、規模が大きい賃貸物件の方が利点は多いというイメージがありますが、ここまで目を通してくださった方は、一概にそうとは言えないことを理解していただけたでしょう。
自身が賃貸物件にどんなことを求めているのかをしっかり整理して、向いていると感じる方を契約してください。
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