『【オーナー向け】賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由』
オーナーは賃貸契約を結ぶ際、入居者にさまざまな書類の提出を求めることになります。
また、その際は、住民票や収入証明書、印鑑証明書などはもちろん、入居者の顔写真の提出も求めるべきだと言えます。
では、オーナーが賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由には、一体どんなことが挙げられるのでしょうか?
オーナーが賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由①入居者の顔を認識しておくため
賃貸物件において契約を結ぶのは、基本的に不動産仲介業者と入居者です。
オーナーが契約の場に立ち会うことはほとんどありません。
そのため、顔写真がないと、オーナーはどんな人物が入居してくるのかわからないままになってしまいます。
入居前に顔を認識しておくためにも、顔写真の提出は求めるべきでしょう。
オーナーが賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由②緊急時に備えるため
例えば、入居者が鍵を失くしてしまい、室内で何か緊急の問題が発生した場合などは、早急に入居者から「部屋の鍵を開けてほしい」と依頼されることがあります。
ただ、このとき、入居者の顔を把握していなければ、鍵を開けてほしいと依頼している人物が、本当に入居者本人なのかがわかりません。
このような緊急時に備えるためにも、オーナーは顔写真の提出を求めるべきだと言えます。
オーナーが賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由③転貸を防止するため
賃貸物件において、オーナーの許可なく他人に部屋を貸し出す“転貸”は、原則禁止されています。
ただ、オーナーが入居者の顔を把握していない場合、無断転貸があったとしても、入居者が変わっていることに気付かないかもしれません。
転貸を防止するためにも、顔写真の提出を求めましょう。
オーナーが賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由④不審者の侵入を防止するため
管理人が常駐する賃貸物件において、管理人が入居者の顔を把握していれば、不審者の侵入を防止することができます。
不審者が現れたとき、「あんな顔の入居者は知らない」とすぐにわかるためです。
そのため、賃貸物件のオーナーは、入居者に顔写真の提出を求め、管理人に入居者の顔を一通り覚えてもらうようにしましょう。
まとめ
オーナーが賃貸契約時に顔写真の提出を求めるべき理由には、さまざまな理由が挙げられることを理解していただけたでしょうか?
賃貸契約において、オーナーが入居者に顔写真の提出を求めるということは、実はあまり一般的ではありません。
ただ、顔写真を提出してもらった方が、オーナーには後々さまざまなメリットが生まれるため、ぜひ提出してもらうようにしましょう。
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