『トラブルを防ぐために!賃貸物件の賃料について知っておこう』
賃料に関するトラブルは、賃貸物件で生活するにあたって、とても起こりやすいトラブルの1つです。
「引き落とし日がわからない…」
「引き落とし日を変えたい…」
「支払いが遅れてしまった…」
といったようなトラブルですね。
今回は、そんなトラブルを防ぐために、賃貸物件の賃料に関するさまざまなことを解説します。
賃貸物件の賃料の引き落としは何日?
賃貸物件の賃料は、毎月同じ日に引き落とされます。
ただ、その日付は、物件を管理する不動産会社によって異なるため、「この日が引き落とし日です!」とは断言できません。
したがって、入居後に「引き落とし日がわからない…」というトラブルを起こしてしまわないためには、賃貸契約当日までに、必ず引き落とし日を把握しておきましょう。
ちなみに、一般的には、毎月27~31日に引き落とされるケースが多いです。
賃貸物件の賃料の引き落とし日は変えられるのか?
例えば、給料日が毎月10日の方の場合、月の中頃に引き落としをされる方が、都合が良いと考えることもあるでしょう。
そんなとき、賃料の引き落とし日を、自分の都合に合わせて変えてもらうことはできるのでしょうか?
結論から言うと、賃貸物件の賃料の引き落とし日は、原則変更できません。
なぜかというと、賃貸契約を結ぶ際に、“現在定められた日に賃料を支払う”ということに関して、入居者はすでに了承してしまっているためです。
そのため、“給与日との兼ね合いで、引き落とし日を変えてほしい”というような理由では、基本的には対応してもらえないでしょう。
賃貸物件の賃料が引き落とされないとどうなる?
引き落とし日時点での口座残高が不足していたり、うっかり入金を忘れていたりすると、当然賃料は引き落とされません。
引き落とされなかった場合、一般的には翌日~数日後に、「賃料が引き落とされませんでした」という旨の電話連絡があります。
とはいえ、厳しい口調で支払いを急かされるわけではないため、電話連絡の後すぐに賃料を入金すれば、何の問題もないでしょう。
ただ、支払いが遅れた分、遅延金が発生することは覚悟しておいてください。
まとめ
ここまで、賃貸物件の賃料におけるさまざまなことを解説してきました。
今回覚えていただきたいのは、賃料の引き落とし日に明確な決まりはないこと、引き落とし日の変更は原則不可能なこと、そして引き落としがされなかったときの流れについてです。
もちろん、きちんと引き落とし日を把握して、その日までに入金しておけば、賃料に関するトラブルが発生することはほとんどありません。
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