『賃貸物件を退去する際の一般的な流れについて解説します!』
賃貸物件を退去する場合には、一般的な流れというものが存在します。
きちんと計画性を持って、1つ1つ段階を踏んでいかなければ、思わぬトラブルが起こってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
では、具体的にどのように段階を踏めばいいのか見ていきましょう。
賃貸物件を退去する際の一般的な流れ①不動産会社の連絡先を調べる
賃貸物件を退去する旨を伝えるのは、入居時に契約をした不動産会社(管理会社)です。
したがって、まずは不動産会社(管理会社)の連絡先を調べるところから始めましょう。
また、賃貸借契約書に契約した不動産会社の情報は記載されていますが、もしすぐに見つからないのであれば、ネットなどで調べてみる方法もあります。
それと建物に「管理会社」の看板が付いている事も多いので確認してみましょう。
賃貸物件を退去する際の一般的な流れ②解約予告期間を調べる
不動産会社の連絡先を調べたら、自身が住んでいる物件の解約予告期間も調べましょう。
例えば、解約予告期間が1ヶ月の物件であれば、退去する旨を伝えてから、最低でも1ヶ月は退去できないということになります。
事業用の物件(テナント・オフィス)の場合は3ヶ月とか6ヶ月の解約期間が多いので、こちらも注意をしてください。
賃貸物件を退去する際の一般的な流れ③電話連絡で退去する旨を伝える
不動産会社の連絡先、解約予告期間が分かったら、いよいよ電話連絡です。
具体的には、今入居している物件名、自身の氏名、退去の希望時期を伝えましょう。
これらの内容を伝えると、この後どう手続きすればいいのかを不動産会社が教えてくれます。
賃貸物件を退去する際の一般的な流れ④解約通知書を送付する
先ほどの電話連絡をした際には、「解約通知書は手元にありますか?」と聞かれることが多いです。
もし手元にない場合は、ない旨を伝えて送付してもらいましょう。
そして、その解約通知書に必要事項を記入したら、再び不動産会社に送付します。
ちなみに、一般的にはこの解約通知書が不動産会社に届いた日が、解約の受付日という扱いになります。
そのため、早めに送付しなければ、解約予告期間との兼ね合いで、思い通りに退去できない場合もあるため、注意が必要です。
そして、この後は、退去日までに引っ越しを済ませ、鍵を返却するという流れになります。
鍵の返却の際に、オーナーや管理会社と立会いをし、室内の状況確認等を一緒に行います。その立会い時には室内に物など何も無い状態にしましょう。
まとめ
ここまで、賃貸物件を退去する際の一般的な流れについて解説してきました。
今回解説したのは、あくまで一般的な退去の流れです。
したがって、不動産会社に退去する旨を伝えた後は、上記のような流れでなくとも、不動産会社の指示通りに手続き、行動すれば大丈夫です。
テナント・オフィスなどの事業用物件は退去時までに原状回復工事などもしないといけないので、上記手続きとはまた異なってきます。
詳しくオーナーや管理会社と打ち合わせをしながら、進めていくことが重要です。
関連した記事を読む
- 2022/04/22
- 2022/04/15
- 2022/03/28
- 2022/03/27