『賃貸物件の間取りにおける表記の意味を知っておこう!』
賃貸物件の間取りには、さまざまなアルファベットが記載されています。
これからウェブサイトで物件情報を見ようと思っている方、または不動産会社に訪れようとしている方は、これら間取りの表記の意味を知っておかなければいけません。
今回は、代表的な表記から、少し変わった表記まで、詳しく解説したいと思います。
賃貸物件の間取りにおける代表的な表記
賃貸物件の間取りにおける代表的な表記には、“L”、“D”、“K”が挙げられます。
これは皆さんもご存じかと思いますが、Lはリビング、Dはダイニングルーム(食堂)、Kはキッチンを表しています。
また、間取りを見ていると、“2SLDK”、または“2SLDK+S”といったような表記も度々見られます。
この“S”とは、サービスルームのことを言い、主に納戸を指している場合が多いです。
これはちなみに、“F(フリールーム)”と表記されることもあるため、これから間取りをチェックするのであれば覚えておきましょう。
賃貸物件の間取りにおけるその他の表記は?
賃貸物件の間取りでよく見られるその他の表記には、主に以下のものが挙げられます。
W、WIC、WCL(ウォークインクローゼット
SC、SIC(シューズクローゼット)
UB(ユニットバス)
UT(ユーティリティー)※浴室横の洗面脱衣所
BL(バルコニー) など
これらの表記の意味を知っておけば、ウェブサイトで間取りを見る場合でも、不動産会社で間取りを見る場合でも、物件のイメージがしやすくなります。
たまに見られる“MB”、“PS”について
賃貸物件の間取りを見ていると、時々“MB”、“PS”といった表記が出てきます。
これは、部屋の隅や角などに記載されていることが多いのですが、一体どういう意味なのでしょうか?
まず、MBは、“メーターボックス”を意味しています。
メーターボックスは、電気、ガス、水道のメーターが入っている設備で、その多くは玄関の横に設置されています。
また、PSとは、“パイプスペース”のことを言います。
水道、ガスの配管が設置された場所をパイプスペースと言い、これは主に、脱衣所の近くなどにあることが多いです。
まとめ
ここまで、賃貸物件の間取りにおける、さまざまな表記の意味について解説しました。
不動産会社で間取りをチェックする場合、わからない表記があれば、当然その場で教えてもらうことができますが、最初から意味を把握しておく方が、物件探しはずっとスムーズに進みます。
ただ、間取りの表記は不動産会社によって微妙に異なるため、わからないものはその場で質問するということも重要だと言えます。
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