『賃貸契約の細かいルールを明確にしよう!~賃貸物件Q&A~』
賃貸物件に入居する際、または退去する際は、賃貸契約に関する細かいルールが理解できず、悩んでしまうケースが多いです。
また、ルールを理解しないまま行動してしまい、トラブルに発展するというケースも決して少なくありません。
今回は、そんな賃貸契約の細かいルールについて、Q&A方式で解説していきたいと思います。
賃貸契約における細かいルール①火災保険について
Q.賃貸物件に入居する際、火災保険には必ず加入しなければいけないのですか?
A.火災保険は、万が一のことがあったときに、住居や家財を守ってくれるもので、入居の際に加入を義務付けられているケースは非常に多いです。
また、居住者が多い賃貸物件の場合、建物が全焼してしまうと、個人では到底補償できないような被害額が発生します。
したがって、加入を義務付けられていなくても、必ず火災保険には加入することをおすすめします。
賃貸契約における細かいルール②途中解約について
Q.賃貸物件に入居した後、部屋を途中解約することは可能でしょうか?
A.契約期間中の途中解約は、ほとんどの賃貸物件で可能となっています。
ただ、多くの賃貸物件では、“解約予告期間”というものが定められており、これは退去希望日の1~2ヶ月前に設定されていることが多いです。
つまり、退去したい日の1~2ヶ月前までに途中解約したい旨を伝えなければ、退去が遅れてしまうということです。
賃貸契約における細かいルール③壁の画鋲について
Q.ポスターやカレンダーを貼るために、壁に画鋲で穴を開けるのは大丈夫なのでしょうか?
A.画鋲の使用に関しては、許可されている物件と許可されていない物件があります。
したがって、賃貸借契約に記載されたルールに則ることをおすすめします。
また、賃貸借契約書に特に記載がない場合は、トラブルを避けるために管理会社、またはオーナーに確認するべきです。
賃貸契約における細かいルール④部屋のキズについて
Q.気が付いたら壁にキズが付いていたのですが、この場合、修繕費を支払わなければいけないのでしょうか?
A.修繕費を支払うかどうかは、そのキズがいつから付いていたかによります。
賃貸物件に入居した時点で、すぐに部屋の中の写真を撮っておけば、そのキズが入居前からあるものなのか、入居後に付いたものなのかがわかります。
入居後に付いたもので、なおかつ入居者の不注意などで付いてしまったキズに関しては、修繕費を負担しなければいけない可能性もあります。
まとめ
ここまで、賃貸契約における細かいルールについてQ&A方式で解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
賃貸物件への入居時、退去時には、気を付けなければいけないことがたくさんあります。
したがって、本記事で1つでも細かいルールについて把握していただき、トラブルの発生を未然に防ぐように努力してもらえれば幸いです。
関連した記事を読む
- 2022/04/22
- 2022/04/15
- 2022/03/28
- 2022/03/27