『オフィスビルのエレベーターはどこに点検してもらうべき?』
オフィスビルのオーナーは、必ずエレベーターの点検を業者に依頼しなければいけません。
オフィスビルのエレベーターの点検は、“エレベーターメーカー”か“点検業者”に依頼することになりますが、双方の違いは一体何なのでしょうか?
また、それぞれに点検を依頼する利点と欠点には、どんなことが挙げられるのでしょうか?
エレベーターメーカーと点検業者の違い
エレベーターメーカーとは、エレベーターを製造し、販売している企業のことを言います。
日本における有名なエレベーターメーカーには、以下の5社が挙げられます。
三菱電機
日立製鉄所
東芝エレベータ
日本オーチスエレベータ
フジテック
日本のオフィスビルやテナントビル、集合住宅などに設置されているエレベーターのほとんどは、上記のエレベーターメーカーが製造、販売しているものです。
一方点検業者とは、エレベーターを製造、販売しているわけではなく、点検業務を専門業務としている企業のことを言います。
エレベーターメーカーにオフィスビルのエレベーターを点検してもらう利点と欠点
利点
エレベーターが長持ちする
エレベーターメーカーは、純正の部品を使用してエレベーターを修理してくれるため、必然的にエレベーターの安全性は高くなり、長期間使用できるようになります。
欠点
コストが高い
エレベーターメーカーにオフィスビルのエレベーターを点検してもらう場合、点検業者と比べてコストは高くなりやすいです。
そのメーカーにしか対応できない
エレベーターメーカーは、基本的にその企業が製造、販売しているエレベーターの点検にしか対応できません。
点検業者にオフィスビルのエレベーターを点検してもらう利点と欠点
利点
さまざまなエレベーターの点検に対応できる
点検業者は基本的に、先ほど紹介したどのメーカーのエレベーターの点検にも対応できます。
コストが低い
点検業者にエレベーターの点検を依頼すれば、比較的コストは抑えられます。
製造や販売をせず、点検を専門業務として行っているため、その専門業務で多くの顧客を獲得しようと考えるためです。
欠点
安全性に不安がある
点検業者の中には、エレベーターメーカーと比べて実績が少なく、無名の企業も多いです。
したがって、安すぎる見積もりを出してくる企業などに依頼するのは、少し危険だと言えます。
まとめ
エレベーターメーカーと点検業者の違い、そしてそれぞれにオフィスビルのエレベーターの点検を依頼する利点と欠点について解説しましたが、理解していただけたでしょうか?
これからオフィスビル経営を開始し、エレベーターの点検の依頼先を決定する場合は、上記の利点と欠点を踏まえ、どちらに依頼するかを決定しましょう。
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