『ビルオーナー必見!“快適な暮らしのガイドライン”とは?』
“全国ビルメンテナンス協会”は、建築物衛生法を広めるために、“快適な暮らしのガイドライン”というものを作成しています。
したがって今回は、快適な暮らしのガイドラインの概要について解説します。
ビルオーナーはビル利用者の健康を守るためにも、ガイドラインの概要と記載内容を把握しておきましょう。
ビルオーナーが知っておくべき“快適な暮らしのガイドライン”の概要
ビルオーナーが知っておくべき快適な暮らしのガイドラインは、東京都の発行した“健康・快適居住環境の指針”を参考に、建築物衛生法の維持管理手法に手を加えて作成されたものです。
またビルオーナーは、このガイドラインに記載されたチェックポイントを押さえることで、ビル利用者に安全で快適な環境を提供できます。
快適な暮らしのガイドラインに記載されたチェックポイントとは?
快適な暮らしのガイドラインに記載されたチェックポイントは、大きく分けて全部で15項目あります。
簡潔に各項目を解説しましょう。
① 室内空気環境の管理
換気の方法や暖房、冷房の設定温度、空気の汚れなどに関する注意点が記載されています。
② 結露対策
結露の防止方法が記載されています。
③ 室内のカビ対策
④ 給水の管理
貯水槽の管理や赤水対策、浄水器や井戸水の管理、節水などに関する注意点が記載されています。
⑤ 排水の管理
排水管や排水トラップ、生活排水の管理などに関する注意点が記載されています。
⑥ ネズミ、生活害虫の対策
ネズミやダニ、その他の生活害虫の対策が記載されています。
⑦ ゴミの処理
ゴミの適正処理の方法について記載されています。
⑧ 不快な臭気
不快な臭気を防止する方法について記載されています。
⑨ 生活騒音・振動
生活騒音、振動を防止する方法について記載されています。
⑩ 清掃
清掃の方法、適正頻度について記載されています。
⑪ 採光・照明
⑫ 室内の安全対策
転倒、転落の防止や電気、ガスの安全対策について記載されています。
⑬ 化学用品の安全と衛生
化学用品の取り扱いなどについて記載されています。
⑭ ペットと生活
動物を室内で扱う方法などについて記載されています。
⑮ アレルギー疾患
建物に起因するアレルギー疾患などについて記載されています。
まとめ
ビルオーナーが知っておくべき快適な暮らしのガイドラインについて、少し駆け足で解説しましたが、いかがだったでしょうか?
ビルオーナーは、上記のガイドラインに目を通し、各項目に記載された注意点や対策などを知ることによって、利用者の満足度をアップさせることができます。
経営するビルがどんなコンセプトのビルであっても、利用者の健康や安全は守らなければいけません。
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