『オフィスビルの手動ドア設置にはどんな利点があるのか?』
オフィスビルを建設する際は、自動ドアを設置するか、手動ドアを設置するかを決定します。
ではオフィスビルに手動ドアを設置する場合、一体どんな利点があるのでしょうか?
これからオフィスビルに設置するドアを決定するというオーナーは、手動ドアの利点も把握した上で、どちらを設置するかを決定しましょう。
オフィスビルに手動ドアを設置する利点(メリット)
オフィスビルに手動ドアを設置する利点には、以下のことが挙げられます。
安全性が高い
手動ドアは自動で開閉することがないため、完全に開けた状態で通過すれば、子どもが挟まれるといったことが起こる心配がありません。
修理がしやすい
自動ドアには電気配線が存在するため、故障した場合基本的にオーナーが自力で修理することはできません。
一方手動ドアに電気配線は存在しないため、自力で修理できる可能性があります。
また修理を業者に依頼する場合でも、手動ドアの方が比較的修理費用は安くなります。
オフィスビルに手動ドアを設置する欠点(デメリット)
オフィスビルの手動ドア設置には欠点もあります。
主に以下のような欠点です。
自力で開閉する必要がある
当然のことですが、手動ドアは自力で開閉しなければいけません。
したがって、高齢者や身体が不自由な方が多く利用するメディカルビルなどには、あまり向いていないと言えます。
空調が効きにくい、ゴミやホコリが侵入しやすい
手動ドアの開けっ放しを防止するようにしておかないと、オフィスビルにおける空調の効きが悪くなります。
また手動ドアが開けっ放しになっていると、オフィスビル内にゴミやホコリが入りやすくなり、空気が悪くなったり、清掃の負担が増えたりします。
後から自動ドアに付け替えることも可能
手動ドアと自動ドア、両方の利点と欠点を把握した上で、どちらを設置するかを決定することは重要です。
ただ1度手動ドアを設置しても、後から自動ドアに付け替えることはできます。
手動ドアと壁、床のタイルを外し、自動ドアのサッシを設置して壁や床のタイルを埋めることで、簡単に付け替えることが可能です。
ちなみに自動ドアの設置費用の相場は、約30万円~70万円(工事費込み)となっています。
まとめ
オフィスビルの手動ドア設置における利点、欠点を解説しました。
手動ドアには自動ドアにはない利点があり、もちろん自動ドアにはない欠点もあります。
メンテナンスのしやすさや安全性を重要視するオーナーは、1度手動ドアの設置を検討してみましょう。
逆に利便性やバリアフリー、省エネを重要視する場合は、自動ドアを設置するべきだと言えます。
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