『テナントビルのオーナーは管理人を常駐させるべきなのか?』
管理人室を設け、そこに管理人を常駐させているテナントビルがあります。
ではテナントビルのオーナーは、必ず管理人を常駐させるべきなのでしょうか?
今回は、テナントビルにおいて管理人を常駐させることの利点と欠点、または管理人を常駐させるべきテナントビルの特徴について解説します。
テナントビルにおいて管理人を常駐させることの利点
テナントビルにおいて管理人を常駐させることの利点は、大きく分けて2つあります。
まず1つは、警備上の安心感を得られるという点です。
これはテナントビルのオーナーだけでなく、入居者にとっても言えることです。
またもう1つの利点には、テナントビルのオーナーの負担が軽減できるという点が挙げられます。
管理人が常駐していれば、テナントビルにおける入居者の連絡事項、または不満などに一時的に対応してもらえるためです。
テナントビルにおいて管理人を常駐させることの欠点
テナントビルにおいて管理人を常駐させる場合、オーナーにとっての欠点、入居者にとっての欠点が生まれます。
まずオーナーにとっての欠点は、単純に管理をするための費用がかかりやすくなるという点です。
また入居者にとっての欠点には、“管理人常駐”が付加価値となり、賃料が高めに設定されやすくなるという点が挙げられます。
つまり入居者が管理人の常駐を望んでいない場合、オーナーの負担が大きくなるだけでなく、入居者に不満を与えてしまう可能性もあるということです。
管理人を常駐させるべきテナントビルの特徴
管理人を常駐させるべきテナントビルの特徴としては、“築年数が古い”、“最新のセキュリティ設備が導入できない”などの特徴が挙げられます。
最新のセキュリティ設備を導入すれば、離れた場所からでも防犯対策を取ることができますが、それらを導入する費用を捻出できないテナントビルもあります。
また設備の導入費用が捻出できないだけでなく、テナントビルの築年数が古いことによって、最新のセキュリティ設備に対応できないというケースも考えられます。
このような特徴を持つテナントビルは、たとえ費用がかかる場合でも、管理人を常駐させるべきだと言えます。
まとめ
結論を言うと、テナントビルは必ずしも管理人を常駐させなければいけないわけではありません。
ただテナントビルの状態やオーナーの経済状況によっては、常駐させざるを得ない場合があります。
またテナントビルに管理人を常駐させることで、入居者に安心感をもたらすことができるは確かですが、賃料が高額になってしまう場合は、1度常駐を検討し直すことをおすすめします。
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