『駐車場付きのビルにおける安全対策について知っておこう』
テナントビルやオフィスビルには、当然駐車場付きのビルもあります。
駐車場付きのビルを経営するオーナーは、ビルにおける駐車場の安全対策について必ず把握しておきましょう。
今回解説するのは、駐車場付きのビルにおける安全対策、または特に安全対策が必要なビルについてです。
駐車場付きのビルにおける安全対策にはどんなものがある?
駐車場付きのビルを経営するオーナーは、まずビルにおける駐車場の安全対策にどんなものがあるのかを把握しましょう。
ビルにおける駐車場の安全対策には、以下のようなものが挙げられます。
カーブミラー
駐車場における出入口の視界が良くなるように設置します。
また出入口だけでなく、駐車場内にも複数設置すればさらに効果的です。
防犯カメラ
駐車場において発生した事故や事件を映像で記録するために設置します。
また映像で車の動きを見れば、駐車場における改善ポイントが見つかる可能性もあります。
回転灯
駐車場の出入口に車が近づいたとき、センサーがそれを感知して回転灯を点灯させ、音を発することで近くにいる車や歩行者に注意を促します。
特に安全対策が必要なビルって?
安全対策が必要ない駐車場付きのビルなど存在しません。
ただ一般的な駐車場付きのビルよりも、より安全対策について意識しなければいけない駐車場付きのビルというものは存在します。
以下のようなビルでは、特に厳重な安全対策が必要でしょう。
出入口前の道路が下り坂
駐車場の出入口前の道路が下り坂になっているビルは、車が出庫する際に坂の上から速い速度で車、自転車などが走ってくる可能性があります。
したがって、回転灯の設置は必須でしょう。
出口が上り坂
駐車場の出口が上り坂になっているビルも、特に厳重な安全対策が必要になるでしょう。
出口が上り坂になっているということは、道路に出る直前まで車や自転車、歩行者が来ているか確認できないということになるので、この場合も必ず回転灯を設置すべきです。
出入口前の道路が曲線
駐車場の出入口前の道路が曲線を描いているビルは、車が出庫するときに死角から急に車や歩行者などが飛び出してくる可能性があります。
したがって、道路の状況を見やすくするために、カーブミラーは必ず設置するべきです。
まとめ
駐車場付きのビルを経営するオーナーは、駐車場における安全対策の実施を怠ってはいけません。
カーブミラーや回転灯を設置する場合であっても、早ければ1日で設置工事は完了するため、まだ設置していない場合はぜひ検討してください。
もし駐車場内や出入口の安全対策が不十分で事故が発生した場合、オーナーが損害賠償を支払うことにもなりかねないので注意が必要です。
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