『テナントビルにおける害虫駆除の必要性について解説!』
テナントビルにおけるメンテナンスの1つに、害虫駆除があります。
テナントビルのオーナーは、ビル管理法に基づいて適切な害虫駆除を行い、テナントビルにおける被害を防止しなければいけません。
今回は、テナントビルにおける害虫駆除の必要性について包括的に解説します。
テナントビルにはどんな害虫がいるのか?
テナントビルにおける害虫には、主にゴキブリとハエが挙げられます。
また虫ではありませんが、ネズミも害虫の一種として数えられるのが一般的です。
テナントビルには飲食店が入居している場合が多いため、上記のような害虫が侵入しやすくなります。
またテナントビルは、夜になると人がまったくいなくなるケースがほとんどで、屋内のため気温も安定しています。
したがって、害虫にとって天敵が存在しない住みやすい場所と言えます。
テナントビルにおける害虫駆除の義務について
床面積3,000㎡以上のテナントビルは、ビル管理法に基づいて6ヶ月に1回、害虫が生息しているかどうかを確認しなければいけません。
またこの調査で害虫の生息が確認された場合、早急に害虫駆除を行う必要があります。
テナントビルにおける害虫の生息確認については、ビル管理士の有資格者によって行われますが、害虫駆除はビルオーナーが依頼した専門業者によって行われます。
またビル管理士が依頼した専門業者が、生息確認と害虫駆除の両方を行うこともあります。
害虫駆除を怠ることでテナントビルが受ける被害とは?
害虫の生息確認や駆除を怠ってしまうと、テナントビルは以下のような被害を受けることになります。
入居者が集まりにくくなる
ゴキブリやハエ、ネズミなどが多く発生するテナントビルは、下見の段階で悪い印象を与えてしまい、入居者が集まりにくくなります。
また飲食店で多くの害虫が発生すると、必然的に来客も少なくなってしまいます。
食中毒が発生しやすくなる
テナントビルにおける害虫の体には、多くの病原菌が付着しています。
害虫が多く発生することで、それらの病原菌が原因の食中毒が飲食店で起こりやすくなり、そうなると必然的にテナントビル自体の評判も下がってしまいます。
まとめ
テナントビルにおける害虫駆除の必要性について解説しました。
たとえ建物自体は新しくても、飲食店が多く入っているテナントビルであれば、害虫が発生する可能性は高くなります。
したがってテナントビルのオーナーは、自身で害虫に対して目を光らせるだけでなく、入居者である飲食店に対して、食材やゴミの管理を徹底してもらうようにしなければいけません。
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