『オフィスビルにおける天井の高さはどれくらいにすればいい?』
これからオフィスビルの設計を行うオーナーは、オフィスビルにおける天井の高さを意識した設計を行うべきです。
オフィスビルにおける天井の高さは、入居者となる企業にとって重要なポイントとなり得るためです。
ではなぜ天井の高さを重要視する入居者がいるのか、そしてどれくらいの高さが適切なのかについて解説します。
なぜオフィスビルにおける天井の高さを重要視する入居者がいるのか?
企業がオフィスビルに入居する際は、立地条件や周辺の環境、入居する部屋の広さなどを重要視するケースが多いです。
ただ中には、天井の高さを上記の点と同じくらい重視する企業もります。
なぜかと言うと、オフィスビルの天井が低いことで圧迫感が生まれ、働きにくい環境になってしまうことを危惧する企業が存在するためです。
国内外に存在する有名企業のオフィスビルでは、天井が高く設計されている場合が多く、入居者にとって働きやすい環境が提供されています。
オフィスビルの天井の高さはどれくらいが適切?
ではオフィスビルのオーナーは、どれくらいの高さの天井を設計するべきなのでしょうか?
用途によって適切な高さは多少異なりますが、通常のオフィスとして貸し出す場合、天井の高さは2.6m程度が適切とされています。
以前は2.5m程度あれば十分とされていましたが、近年は天井が高いほど快適なオフィスビルという考えが強くなっており、天井の高さが3m程度になっているビルも少なくありません。
特にクリエイター系企業は、オフィスビルにおいて天井の高さを重視するケースが多いため、そのような企業に貸し出すことも想定して、できれば最初から3m程度の天井を設計しておくことをおすすめします。
場所によっては天井が低い方が良い場合もある
オフィスビルにおける天井の高さは、なるべく高い方が入居者に快適な空間を提供できるという話をしました。
ただ休憩室などのこぢんまりとしたスペースであれば、天井が低い方が良い空間を提供できます。
リラックスする場所にも関わらず、天井が高いと落ち着かなくなってしまうためです。
しかし休憩室の天井だけを低くするというのは難しいため、オフィスとして天井が高い空間を提供するのであれば、休憩室の設置は見送る方が賢明でしょう。
まとめ
オフィスビルオーナーの誰もが、入居者が集まる魅力的なビルの設計を目指します。
清潔感や設備など、オフィスビルで入居者を集めるために充実させるポイントはたくさんありますが、天井の高さも充実させるポイントの1つと考えておきましょう。
あくまでコストと相談しながらにはなりますが、3mという高さを目安に設計すれば、入居者の増加に繋がります。
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