『オフィスビルに喫煙ルームを設置する利点と欠点について』
オフィスビルのオーナーが設置すべき設備の1つに、“喫煙ルーム”が挙げられます。
近年はオフィスビルでの分煙化が進んでおり、喫煙ルームの設置は必須と言えるでしょう。
ではオフィスビルに喫煙ルームを設置することによって、一体どんな利点と欠点が生まれるのでしょうか?
詳しく解説します。
オフィスビルに喫煙ルームを設置する利点について
オフィスビルに喫煙ルームを設置する利点としては、以下のようなことが挙げられます。
入居者の満足度がアップする
喫煙ルームを設置すれば、喫煙者である入居者の満足度をアップすることができます。
また周りに迷惑をかけずに喫煙できる喫煙ルームは、非喫煙者の入居者における満足度アップにも繋がることが期待できます。
入居者同士が交流する場を作れる
オフィスビルに喫煙ルームを設置することで、入居者同士が交流する場を作ることができます。
喫煙ルームは同じ企業の従業員同士だけでなく、同じ階に入居する別の企業同士がコミュニケーションを取る場としての役割も果たしてくれます。
オフィスビルを清潔に保てる
喫煙ルームを設置し、しっかり屋外に煙を排出できる環境を作ることで、オフィスビル内の壁や天井、空調設備などがタバコの煙によって汚れることを防げます。
オフィスビルに喫煙ルームを設置する欠点は?
オフィスビルに喫煙ルームを設置することよって生まれる欠点には、主に以下のようなことが挙げられます。
設置にコストがかかる
喫煙ルームを設置するためには、多額のコストが必要になります。
基礎工事がいらない“喫煙ブース”であっても、60~85万円程度は設置コストがかかるため、喫煙者が少ないオフィスビルにとっては、少し無駄な支出になる可能性もあります。
入居者同士の関係を悪くする可能性がある
先ほど、喫煙ルームは入居者同士が交流する場になるという話をしました。
ただそれはあくまで、喫煙者同士が交流する場に過ぎません。
非喫煙者の中には、喫煙者のタバコ休憩を不公平だと感じる方もいます。
したがって、オフィスビルに喫煙ルームを設置することで、同じ企業における喫煙者と非喫煙者の関係が悪くなってしまう可能性があります。
まとめ
オフィスビルに喫煙ルームを設置することによる、利点と欠点について解説しました。
喫煙ルームの設置は、入居者の満足度アップに繋がる反面、コストがかかったり、設置を快く思わない入居者が出たりすることが予想されます。
したがって喫煙ルーム設置の際は、需要を考えて設置に踏み切ること、事前に入居者に設置の旨を伝えることが重要と言えるでしょう。
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