『テナントを入れるときに確認しておきたい最低限の条件』
テナントビルの経営をスタートさせ、初めてテナントを入れる場合、オーナーは必ず入居者の選定をしなければいけません。
テナントを入れるときに確認しておくことはたくさんありますが、オーナーはまず入居者が最低限の条件を満たしているかを確認しましょう。
今回は、具体的にどんなところを確認すべきなのかを解説します。
確認すべきテナントにおける最低限の条件①出店計画書はしっかりしているか
テナントを入れるときに確認すべき最低限の条件には、まず出店計画書がしっかりしているかということが挙げられます。
出店計画書とは、その名の通りテナントが出店するにあたって作成する、事業計画について書かれたもののことを言います。
出店計画書がしっかりしているかどうか確認することで、経営が長く続くテナントであるかどうかを判断しやすくなります。
また出店計画書によって、入居するテナントの営業時間や業種、テナントの使い方などを詳しく知ることで、入居後にオーナーとテナントとの間でトラブルが発生するのを防ぐこともできます。
確認すべきテナントにおける最低限の条件②資金計画はしっかりしているか
資金計画はしっかりしているかということも、テナントを入れるときに確認すべき最低限の条件です。
資金計画は、店舗経営に必要な資金の算出や資金調達の決定などに用いられるものです。
この資金計画がしっかりしているかどうかを確認することで、破綻のリスクが低いテナントなのか、リスクが高いテナントなのかが判断できます。
始めて店舗をオープンさせる場合、資金計画の内容が不十分であったり、そもそも資金計画書を作成しなかったりする方もいます。
これも先ほどの事業計画書と同様に、きちんと作成していればそのテナントの経営は長く続きやすいでしょう。
確認すべきテナントにおける最低限の条件③人柄は良いか
テナントを入れるときに確認すべき最低限の条件として、人柄が良いかどうかも忘れてはいけません。
高圧的な態度だったり、あまり話をしなかったりする入居者は、コミュニケーションが取りにくく、後々トラブルに発展する可能性が高いと言えます。
まとめ
テナントを入れるときに確認しておきたい、最低限の条件について解説しました。
テナントビルのオーナーが初めて入居者を選定する際は、最低でも今回解説した3つの条件を満たしている方を選定しましょう。
これらの最低限の条件を満たしていないと、テナントの入居者が決まってもすぐに空室ができてしまい、テナントビル経営の利回りに影響する可能性があるので注意が必要です。
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