『オフィスビルのオーナーが管理業者を変える際の手順について』
オフィスビルのオーナーは、ビル管理やメンテナンスなどを管理業者に委託します。
ただ経営を続けていくにつれて、“もう少し費用を抑えたい”、“担当者とうまくいかない”というような理由から、管理業者を変えることになる可能性もあります。
では管理業者を変えるためには、一体どのような手順を踏めばいいのでしょうか?
オフィスビルのオーナーが管理業者を変える際の手順①現在の管理業者との契約解除
オフィスビルのオーナーが管理業者を変える際は、まず現在の管理業者との契約を解除することから始めましょう。
いきなり契約解除の旨を伝えるわけではなく、まずは契約書の内容を確認します。
管理業者との契約を解除する場合、解約の3ヶ月前までには申し入れをしておかなければいけないケースもよくあるため、契約に違反しないように注意してください。
契約解除の申し入れ期間を確認したら、契約内容に基づいて必要な書類を作成し、現在の管理業者に郵送またはFAXで申し入れをします。
心配な場合は「内容証明郵便」にて送るのも良いでしょう。
オフィスビルのオーナーが管理業者を変える際の手順②新しい管理業者と契約するための書類を用意する
現在の管理業者との契約解除手続きが済んだら、次は新しい管理業者と契約するための書類を用意します。
新しい管理業者と契約する際は、主に以下の書類が必要になります。
管理委託契約書
電気主任技術者の変更申請書類(キュービクルを設置している場合)
問い合わせに必要な委任状(公共料金の計算をする場合)
これらの書類を用意して、新しい管理業者との契約を結ぶことができれば、管理業者の変更は完了です。
オフィスビルのオーナーが管理業者を変える際のポイント
オフィスビルのオーナーが管理業者を変える際は、新しい管理業者がオフィスビルの管理、メンテナンスを得意としている業者なのかを確認しましょう。
できればオフィスビルの管理、メンテナンスを専門に取り扱っている管理業者を選ぶことをおすすめします。
逆に管理業者であっても、賃貸物件などの管理やメンテナンスを得意としており、オフィスビルに関してはあまり得意でなく、実績がないような管理業者はおすすめできません。
まとめ
オフィスビルのオーナーの中には、管理業者を選ぶのは1度きりだと思っている方もいるかもしれません。
ただ経営をスタートさせた当初はそう思っていても、経営を続けていくことで管理業者の信頼性がなくなったり、関係性が悪くなったりすることがあります。
したがってオフィスビルのオーナーとして経営を続ける以上、いつかは管理業者を変えるときが来ると思っておくべきでしょう。
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