『ビルオーナーは他のオフィスビルを調査することも重要!』
空室の多さに悩んでいるオフィスビルのオーナーは、自身が経営するオフィスビルにおける課題を把握しなければいけません。
また自身のオフィスビルにおける課題を把握するためには、周辺にある他のオフィスビルの調査も必要でしょう。
今回は調査すべきオフィスビルの探し方、そして調査の方法について解説します。
調査すべきオフィスビルはどうやって探す?
他のオフィスビルを調査すると言っても、調査するのは自身が経営するオフィスビルと競合する物件でなければ意味がありません。
例えば8階建てのオフィスビルを経営するオーナーが、20階建てのタワービルを調査したところで、自身の経営するオフィスビルの課題の把握には繋がりにくいでしょう。
したがって調査すべきオフィスビルを探す前に、まずは自身のオフィスビルと競合する物件の条件(階数、立地、業種、築年数など)を整理しましょう。
自身が経営するオフィスビルと競合する物件は、周辺のエリアから徒歩で探します。
そして、周辺に“テナント募集中”という貼り紙が掲示されているオフィスビルがあれば、その情報をチェックしましょう。
“テナント募集中”の貼り紙には、大抵問い合わせ先、物件の情報などが記載されているので、その情報を自身が経営するオフィスビルの募集条件と照らし合わせてみれば、ある程度課題が把握できるはずです。
徒歩で競合するオフィスビルを探す場合、不動産業者が掲示している貼り紙で、テナントを募集しているオフィスビスの情報をチェックするという方法もあります。
気になるオフィスビルは実際中に入って調査しよう
競合するオフィスビルの中で特に気になる物件がある場合は、貼り紙などの情報だけを参考にせず、実際ビルの中(共用部)に入ってみましょう。
貼り紙には募集条件などの情報しか記載されていませんが、実際中に入ることで初めて、自身のオフィスビルにおける課題が見つかる可能性もあります。
入り易いオフィスビルであれば、エントランスやエレベーター、トイレなどの共用部を見てみると管理体制の善し悪しなど分かるかもしれません。
またオフィスビルの中だけでなく、オフィスビルの周りを歩いて調査してみることで、また新たな発見があるかもしれません。
まとめ
オフィスビルのオーナーは、他のビルを調査することによって、自身のオフィスビルにおける募集条件、または経営方法における課題を見つけられるかもしれません。
また他のオフィスビルを調査するときは、ネットの情報だけに頼らず、直接足を運ぶということが重要です。
他のオフィスビルの良いところを取り入れるだけで、すぐに空室が埋まるということも考えられるため、実践する価値はあるのではないかと思います。
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