『テナントビルのオーナーが規模の大きい修繕工事をする理由』
テナントビルのオーナーは、時として自身が所有するテナントビルにおいて規模の大きい修繕工事をしなければいけないことがあります。
ではテナントビルにおける規模の大きい修繕工事は、なぜ実施しなければいけないのでしょうか?
まだテナントビルの経営を始めたばかりという方は、ぜひ参考にしてください。
テナントビルのオーナーが規模の大きい修繕工事をするワケ①テナントビルの資産価値を保つため
テナントビルのオーナーは、テナントビルの資産価値を保つために規模の大きい修繕工事を実施します。
ビル自体やビルにおける設備は、使用していない場合でも少しずつ老朽化していきます。
ビルの見た目が悪くなったり、水漏れなどが頻繁に起こってしまったりすると、周囲の評判が悪くなってしまいます。
またビルや設備の老朽化が進むと、資産価値は少しずつ下落していきます。
したがって、テナントビルの資産価値を保つためには、規模の大きい修繕工事をすることで、ビルの見た目や設備の状態を建築時にできるだけ近づけなければいけないのです。
テナントビルのオーナーが規模の大きい修繕工事をするワケ②テナントビルの資産価値を上げるため
テナントビルのオーナーは、テナントビルの資産価値を保つためだけでなく、資産価値を上げるためにも規模の大きい修繕工事を実施しなければいけません。
つまり老朽化したビルや設備を回復させるための工事だけでなく、テナントビルに付加価値を付けるための修繕工事も行うべきだということです。
資産価値を上げるための修繕工事として挙げられるのは、新しい設備を導入するための修繕工事、法制度の変更に対応するために修繕工事などです。
テナントビルにおける老朽化した部分を修繕し、さらに新しい設備や新しい法制度に対応した設備・区域などをプラスすることができれば、必然的に資産価値は向上します。
また現時点では考えていないとしても、将来的には所有するテナントビルを売却することも考えられます。
資産価値の向上を目的とした規模の大きい修繕工事は、後々オーナーが売却による恩恵を受けるためにも必要なものだと言えるでしょう。
まとめ
テナントビルのオーナーは、規模の大きい修繕工事を行う理由を把握し、納得した上で適宜修繕工事を実施しましょう。
ただ規模の大きい修繕工事の必要性が理解できても、実施するタイミングを見極めることは決して容易ではありません。
また規模の大きい修繕工事には莫大な費用も必要なため、早い段階で費用や計画に関してテナントビルの管理会社などに相談しておくことをおすすめします。
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