『店舗で火災が発生!経営者はどう行動すべきなのか?』
飲食店では火が頻繁に使われるため、他の店舗に比べると火災が発生する可能性は高いと言えます。
ただ飲食店以外の店舗でも、タバコの不始末などによって火災が発生することはあります。
もし店舗で火災が発生した場合、経営者はどのように行動すべきなのでしょうか?
店舗で火災が発生!経営者が取るべき行動①無理に消火しようとしない
店舗で火災が発生した場合、経営者はまず“消火しないといけない”という気持ちに駆られるでしょう。
まだ火災が発生した直後であれば、店舗に設置された消火器などで消火できる可能性があります。
ただすでに大きな火の手が上がっている場合、無理に消火しようとすることは控えましょう。
自力で消火できる火の大きさの目安は、“自分の身長”です。
自分の身長以上の火の手が上がっている場合は消火を諦めて避難し、すぐに通報しましょう。
店舗で火災が発生!経営者が取るべき行動②店舗の貴重品を優先しない
店舗で火災が発生した場合、経営者は店舗の資金や重要な書類などを持ち出そうとしがちです。
もちろん店舗における貴重品や書類などは大事なものですが、その行動によって避難が遅れてしまうと、何よりも大事な命を落としてしまう危険性があります。
命は1度失うと2度と元には戻りません。
大きな火の手が上がっている場合、避難経路を使ってとにかく早く店舗から離れることを心掛けましょう。
店舗で火災が発生!経営者が取るべき行動③スタッフの安全確保
店舗で火災が発生したときは、自分自身の身を守ることも大事ですが、店舗の経営者としてスタッフの身を守る行動も取るべきです。
とにかくスタッフをすぐに避難させ、大きな声ですべてのスタッフに指示が届くようにします。
また店舗に来客がいる場合は、来客にも大きな声で避難経路を伝えましょう。
来客は店舗の避難経路や構造を理解していない場合がほとんどなため、より大きな声で正確に指示を出し、パニックになることを防ぐようにします。
火災が発生すると、つい焦って早口になったり、複雑な指示を出してしまったりしがちなので注意しましょう。
落ち着いて対処すれば、自身の身を守りながらスタッフの安全も確保することができます。
まとめ
店舗で火災が発生した場合、経営者は自分の身とスタッフの身、そして来客の身を守るために行動しなくてはいけません。
また火災発生時の段取りをスムーズにするためには、店舗において通報する役割、誘導する役割などを決めておくのも有効です。
そして店舗側の過失で火災が発生してしまわないように、タバコの始末の徹底や設備の状況確認などは、普段から欠かさないようにしましょう。
関連した記事を読む
- 2023/03/23
- 2022/12/29
- 2022/09/22
- 2022/09/17
八王子駅周辺の立地や相場はもちろんのこと、お薦めの飲食店や美容院、またお薦めの接骨院などもご紹介出来ますので、何でもお気軽にご相談下さい。
ツイッター・フェイスブックもやっているので、宜しければそちらにも遊びに来てください。
鈴木卓のfacebookページはこちら