『飲食店では熱中症への対策を怠ってはいけない!』
飲食店の厨房はガスや調理設備を多く扱うため、どうしても熱がこもりがちになります。
特に真夏の厨房は猛烈な暑さとなることが予想され、スタッフが熱中症の症状を引き起こす可能性もあります。
そうなるとスタッフに命の危険が及ぶ場合も考えられるため、飲食店は必ず熱中症への対策を取っておくべきでしょう。
飲食店における熱中症への対策①適切な水分補給
適切な水分補給は、飲食店における熱中症への効果的な対策となります。
ただ、水分だけを補給していればいいというわけではありません。
水分1ℓに対し、1~2gほどの塩分も併せて補給することで、初めて効果的な熱中症への対策と言えます。
これは発汗することによって、水分だけでなく塩分も体内に放出されてしまうことが理由です。
また水分と言っても、カフェインが含まれているコーヒーやお茶などを摂りすぎることは良くありません。
カフェインには利尿効果があるため、水分を補給してもすぐに尿として外に出してしまいます。
飲食店における熱中症への対策②身体の冷却
身体の冷却も、飲食店における熱中症対策として効果的です。
首の後ろ、脇の下などに濡れタオルや冷却シート、冷却スプレーなどを当てることで、上昇した体温を下げることができます。
また体温が下がれば発汗量も少なくなるため、水分が身体から失われることを防げます。
ただ熱中症の症状が出てから行っていては遅いため、可能であれば事首に濡れタオルを巻いた状態で勤務しましょう。
店舗のコンセプト上、濡れタオルが巻けないという場合は、冷却スプレーを当てたり、スカーフなどを濡らしたり冷やしたりして使用することをおすすめします。
飲食店における熱中症への対策③スタッフへの配慮
身体が疲れている状態だと、どうしても熱中症や夏風邪などの症状が起こりやすくなります。
したがって飲食店のオーナーは、スタッフが熱中症にならないように、疲れをためさせないための工夫をしなければいけません。
厨房の気温が高くなることが予想されるシーズンは、できるだけスタッフの休憩時間を設たり、連続して勤務させないようなシフトを組んだりすることが大切です。
まとめ
飲食店が講じるべき、熱中症への対策について解説しました。
熱中症はスタッフの命に危険が及ぶ可能性があると言いましたが、命に危険が及ぶ可能性があるという点では、当然オーナーも同じです。
熱中症対策をスタッフに周知させるだけでなく、オーナー自身も熱中症にならないように、日々心掛けるべきでしょう。
例え店舗が忙しくても、自身の身体を労わることを忘れてはいけません。
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