『飲食店が取引先を決定する際の注意点について解説します!』
飲食店を開業させるにあたって、食材や備品などを仕入れる取引先の決定はとても重要です。
取引先を決定する前に、飲食店がしておくべき事前準備にはどんなことが挙げられるのでしょうか?
また飲食店が取引先を決定する際は、どんなところに注意すればいいのでしょうか?
それぞれ解説します。
飲食店が取引先を決定する前にやっておきたいこと
飲食店は取引先を決定する前に、まず店舗に必要なものをリストアップしておきましょう。
飲食店に必要なものは、大きく「食材」、「備品」、「サービス」の3つに分かれます。
食材に関しては、店舗のメニューで使用する食材、調味料、飲み物などをリストアップします。
また必要な食材だけでなく、各食材の銘柄や産地も事前に決定しておくべきでしょう。
備品に関しては、調理や接客で使用するもの、従業員が利用するものなどに分けてリストアップします。
店内で使用される備品に関しては、店舗のイメージと照らし合わせて決定することが重要です。
そして飲食店に必要なサービスには、店舗のホームページ作成やメニューなどのデザイン、店内清掃などが挙げられます。
ただ飲食店に必要なサービスの中には、必ずしも外注をする必要がないものも多いので、コストや必要性をしっかり考えてリストアップしましょう。
飲食店が取引先を決定する際の注意点って?
飲食店が取引先を決定する際の注意点はさまざまです。
まず、取引先における商品の“品質”はしっかり確かめましょう。
決められたコストの中で取引先を決定することは重要ですが、品質にもある程度こだわらなければ、魅力的なメニューやサービスは提供できません。
また飲食店が取引先を決定する際には、契約で定めておくことが数多くあります。
例えば商品の単価や最小ロット、発注から仕入れがされるまでの期間などは、必ず契約で定めておきます。
また仕入れ代の支払い方法や支払いの締日、トラブル(納期の遅れ、商品の欠品や欠陥など)への対応なども、忘れずに定めておきましょう。
もっと細かく言うと、振込をする際の手数料、欠陥商品を返品する際の送料の負担などについても定めておけば、より取引先とのトラブルは少なくなります。
まとめ
飲食店における取引先の質は、そのまま飲食店の質に直結します。
食材の質が悪ければ、飲食店のメニューの評判は悪くなり、備品やサービスの質が悪ければ、飲食店における環境やサービスの評判は悪くなります。
また信頼性の高い取引先を選ぶには、飲食店のオーナー自体が信頼性の高いオーナーであることも重要です。
時間を惜しまず、長く付き合える取引先を選びましょう。
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