『店舗を閉店する際は誰にどんなことを伝えればいいの?』
経営不振や移転によって、やむなく店舗の閉鎖を余儀なくされる場合があります。
では店舗を閉鎖する際、誰にどんなことを伝えればいいのでしょうか?
特に初めて店舗の閉鎖を経験する方はこのブログを参考にして頂き、トラブルが起こらないように心掛けましょう。
店舗を閉店する旨を伝える人物と伝える内容①従業員
店舗を閉店するにあたって、まず最優先で伝えなくてはいけないのが従業員です。
店舗が閉店するのであれば、従業員は早急に次の職場を探さなくてはいけません。
移転のため店舗が閉店する場合、次の職場に従業員を勧誘することも可能ですが、アルバイトのスタッフであれば店舗の閉店とともに退職する場合が多いでしょう。
従業員全員に直接会って口頭で説明するのが望ましいですが、なかなか直接会えない従業員には電話等で伝えても構いません。
とにかく早急に店舗が閉店する旨を伝えましょう。
店舗を閉店する旨を伝える人物と伝える内容②顧客
店舗閉店の旨は、これまで店舗に足を運んでくれていた顧客にも伝える必要があります。
ホームページがある場合はページ内で、ない場合は貼り紙やチラシを作成して伝えましょう。
ただ頻繁に通ってくれていた顧客には、正式に告知する前に伝えておくべきでしょう。
その顧客にとってその店舗が欠かせないものであるならば、また違う場所でお気に入りの店舗を探さなければいけません。
また店舗が移転する場合、早めに常連客に閉店の旨を伝えておけば、場所によっては移転後も来店してくれるかもしれません。
完全に店舗を閉店する場合は別ですが、移転する場合は顧客を引き継ぐための努力も必要でしょう。
店舗を閉店する旨を伝える人物と伝える内容③業者・取引先
これまで仕入れを行っていた取引先、または警備を委託していた業者などにも、早めに店舗閉店の旨を伝えるべきです。
ただ契約上、店舗のオーナーのタイミングで取引先・業者との契約を解除できないというケースも考えられます。
したがって店舗閉店のプランを考える際は、必ず取引先・業者との契約内容を確認し、トラブルが起こらないタイミングで解除できるような段取りをしておきましょう。
まとめ
店舗を閉店するには時間もコストも必要です。
そして何より、店舗を閉店する際はかなり体力を消耗します。
だからと言って、これまでお世話になった従業員や常連客、取引先への配慮を怠ってはいけません。
店舗の移転を考えているオーナーは、閉店後に開店の手続きも待っているため大変かとは思いますが、立つ鳥跡を濁さずの気持ちを忘れないようにしましょう。
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